富士山周遊フライトツアーで静岡の絶景を周遊! ツアーの絶景ポイントを解説します【列車旅編】

こんにちは。ふじそらトラベルのてらしまです。
前回FDAの富士山遊覧飛行と大井川鐵道で静岡の絶景を周遊! 絶景を逃さないポイントを伝授します【空旅編】で、「富士山周遊フライトツアー」の前半、富士山遊覧飛行の様子をレポートしました。
まだ見てない方は、ぜひ【空旅編】も読んでみてくださいね。

今回は「富士山周遊フライトツアー」の後半、列車旅編です。
静岡の魅力は富士山だけじゃないんですよ。ツアーの後半は、大井川鐵道のアプト式列車とSL、川根温泉をめぐります。
そこで見られる絶景ポイントを教えちゃいます!

ちなみに列車旅編のルートはこんな感じ。

それでは列車旅に出発〜!!

もくじ

【絶景ポイント①】バスに乗ってまずは大井川上流へ
「道の駅 奥大井音戯の郷」の紅葉にうっとり

8:30

FDAのチャーター機を降りたら、早速バスに乗り込みます。席に着くとツアー参加の記念品とトラベルガイドが用意されていました。

バスでの移動中、「大井川鐵道 TRAVEL GUIDE」と合わせて、このツアーの見どころや大井川周辺の観光情報をガイドさんが説明してくれます。

10:00

千頭駅の奥にある「道の駅 奥大井音戯の郷」に到着。
ここでは10分程度のトイレ休憩でしたが、ぜひバスを降りてみてください。音戯の郷は紅葉スポットなんです。
ツアーに参加したのは紅葉シーズン真っ只中の2020年11月21日。紅葉が見事でした。

【絶景ポイント②】SNSでも話題沸騰!
奥大井湖上駅のカラフルな絶景が目の前に

10:30

音戯の郷から再びバスに乗って約20分。バスを降りて歩くこと1〜2分。
ここから見えるのが、クールジャパン・アワード2019を受賞した「奥大井湖上駅」
エメラルドグリーンの湖と、赤い鉄橋と、紅葉のカラフルな風景は、まさに息を呑む絶景ですね!

奥大井湖上駅の展望スポットからは、細い山道を15分ほど歩きます。ご覧のように、急な階段もあるので歩きやすい靴での参加は鉄則。カメラとお財布などの貴重品以外はバスに置きっぱなしにして荷物を軽くしておくと、なお良しです!

急な階段を抜けると、先ほど上から見た赤い鉄橋「レインボーブリッジ」が目の前に!
この鉄橋の左側が歩道になっていて、歩いて奥大井湖上駅へ向かいます。
タイミングがよければ、線路を走る列車が目の前を通る迫力満点な体験もできちゃうかもしれませんね。

11:05

千頭行きの列車が到着しました。
この小さな赤いトロッコ列車が大井川鐵道の井川線、通称「南アルプスあぷとライン」。早速乗り込みましょう。
このレトロな列車、待っていてもドアは開きません。手動で開けるタイプなので、ご注意を。

列車が出発して、まず驚くこと。この列車、窓全開なんです。時速約20kmでのんびり進む列車なので、恐いと感じることはありませんので、ご安心ください。
とはいえ、走行中は窓の外に顔や手を出さないように注意しましょう。

【絶景ポイント③】長島ダム駅で「アプト式機関車の連結」を見学。
ゆっくり走る列車の音にも注目して

11:14

長島ダム駅に到着。
ここで見逃せないのは「アプト式機関車の連結」です。次のアプトいちしろ駅までの、わずか1.5キロほどの急勾配な線路を走るためだけに、電気機関車を連結します。

この連結作業を、列車を降りて見学できるんですよ。アプト式列車が走っているのも、この連結作業を見学できるのも、日本では唯一、ここ大井川鐵道の長島ダム駅とアプトいちしろ駅間だけ。鉄道ファンではない私も、興味津々。ちゃっかり最前列を陣取って撮影してしまいました。

ここからは2本のレールの間にあるラックレールに歯車を噛ませて走ります。時々ギシギシと歯車のかみ合う音が聞こえるので、耳を澄ませてみて。

【絶景ポイント④】紅葉の中に突然現れる真っ赤な「泉大橋」
川面に映る逆さ橋が見えたらラッキー!

連結ができたら列車は再び発車。約8分でアプトいちしろ駅に到着。ここで、長島ダム駅で連結した電気機関車を切り離します。

切り離し作業のために約5分ほど停車するので、ぜひ車外に出てみてください。紅葉がとってもキレイでしたよ。

アプトいちしろ駅を出発すると風景は右も左も一面の森。
ここで突然現れる絶景ポイントがこちら。

紅葉の中にひときわ鮮やかに映える真っ赤な「泉大橋」です。大井川の川面に反射する逆さ橋が…キレイに撮れたらSNS映え間違いなしです。この日は少し風があったので、キレイに撮れませんでした…残念。

【絶景ポイント⑤】千頭駅で「SL」と写真タイム♪
記念撮影はここでしましょう

12:07

千頭駅に到着。ホームにちょうど「SL」がいました。
千頭駅からはバス移動ですが、出発まで少し時間があったので、売店でお買い物をしたりSLの写真を撮ったりできました。

私も電気機関車とSLの2ショットを真正面から撮りました。重厚感のある黒いボディーがカッコイイ!

【絶景ポイント⑥】静岡ならではのご馳走を
「ランチバイキング」でいただきましょう

13:00

千頭駅からバスに乗り換えて約40分。
川根温泉ホテルでは、静岡県と川根の名産を使ったランチをバイキング形式でいただきます。
目の前でお肉を焼いてくれるライブキッチンや駿河湾の新鮮な魚介を使って自分好みの海鮮丼を作れるコーナなどなど、充実の品揃え。

離乳食や、お子様向けのメニューを揃えたコーナーもあるので、ファミリーでの参加でも心強いですね。

【絶景ポイント⑦】自由時間で「川根温泉周辺を散策」
足湯も直売所も大井川第一橋梁も、1時間で楽しめます

14:00

このツアーではランチに1時間、その後に1時間の自由時間が設けられているのもポイント。お腹がいっぱいになったら川根温泉周辺を散策しましょう。
私は真っ先に隣接する道の駅にある足湯(無料)に行きました。早朝の出発から約8時間、疲れた足にナイスタイミング!

道の駅には、川根産の野菜や川根茶などを販売している産直売店もあるので、ぜひ覗いてみてください。おみやげにもぴったりですよ。

道の駅の裏には大井川第一橋梁があります。食後の運動に河原をお散歩するのもおすすめですよ。タイミングが合えば、大井川第一橋梁を渡る電車やSLと遭遇できるかも。

【絶景ポイント⑧】列車旅のクライマックスは、もちろんSL。
木造無人駅舎「川根温泉笹間渡駅」は映画のセットのよう

15:20

川根温泉からバスで約1分の川根温泉笹間渡駅へ。いよいよ列車旅のクライマックス、SLに乗車します。
ホームでSLの到着を待っていると…

なんとSLが逆向きで登場。実はこれ、超レアなんですよ。

このバック走行、SL車内から見るとこんな感じ。2020年夏の豪雨災害により鉄道施設の一部が損傷していたため、期間限定でバック走行しているんです。2021年4月現在は平常運行が再開されています。この時期しか見られない、なかなか貴重な体験ができました。ラッキ〜♪

【絶景ポイント⑨】ラストは新金谷駅で発見!
大井川鐵道の名物「SLお姉さん」と記念撮影

16:11

窓から見える静岡らしい茶畑や、手を振ってくれる住民に手を振り返していると、あっという間に新金谷駅に到着。

ここで大井川鐵道の名物「SLお姉さん」と記念撮影をして、再びバスへ。ツアーの終着地、富士山静岡空港へ戻ります。

16:45

富士山静岡空港に到着。
実は朝もらった記念品の中に、空港内の店舗でおみやげ購入に使える割引券が入っているんです。空港ならではの航空グッズや富士山みやげ、大井川みやげまで揃っているので、ぜひご利用ください。

今回参加したツアーは、2020年11月。「富士山周遊フライトツアー」は、季節に合わせた観光スポットを周るツアーに内容が季節ごとに変わります。行く度に違う風景が見られるから、リピーターが多いのも納得ですね。
静岡県民の私でさえも、飛行機と列車でめぐる静岡自慢の絶景を、思う存分満喫できました。

定期開催されているこのツアーですが、チケット発売から数分で完売してしまったこともあるんです。
この記事を読んでツアーに参加してみたくなった方、お申し込みはお急ぎください。

販売中のツアーは富士山静岡空港のWEBサイトでご確認いただけます。ぜひチェックしてくださいね。

それではまた!

※この記事の内容は2020年11月21日に参加したツアーの内容です。天候によって眺望を鑑賞できない場合があります。

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